CatalinaでEmacsのファイルアクセスを許可する方法
macOS Catalinaにアップデートすると、初めて起動するアプリケーションはファイルシステムへのアクセスすることを許可するか、ポップアップウィンドウで問われるようになりました。
フルディスクアクセスを許可してもNG
Emacsの場合はこのポップアップウィンドウが表示されません。このため、Emacsから「デスクトップ」や「書類」フォルダを開く(dired)と 、"Listing directory failed but 'access-file' worked"
というエラーがでてしまい、開くことができません。
システム環境設定 → セキュリティとプライバシー → プライバシー タブで、Emacsにフルディスクアクセスを許可しても、この問題は解決しません。
解決!
Emacs.appはrubyスクリプトを使用して起動します。そのため、Emacs.appの許可ではなく、rubyの許可を使用してEmacsにフルディスクアクセスを許可します。
システム環境設定 → セキュリティとプライバシー → プライバシー タブの「+」から、usr/bin/ruby
を追加しましょう。
これでEmacsから「デスクトップ」や「書類」フォルダにアクセスできるようになります。
こちらからは以上です。